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インタビュー第1弾は、今回新たにガンバの仲間たちのキャラクターのデザイン手掛けて頂いた
椛島義夫さん
です。
新キャラクターを作る際のお話に加えて、アニメ当時の色々なお話を聞いてきました!!
編集部
今回、新たに8匹のキャラクターをデザインする際に、性格などが決まっていない状況では作業的に大変でしたか?
椛島さん
そうですね。やっぱり性格がないと辛いですね。
人間のキャラクターを作る場合は、役者さんの持っている個性から特徴を引っ張り出す事もあります。ガンバの場合はビジュアルから出発しているので、普通のキャラでは面白くないと思うんですが、やはり最初は性格から考えますね。
編集部
新しいキャラの中でお気に入りはいますか?
椛島さん
バスですね(即答)!!
アレは自分でもハッとしましたよ(笑)。偶然ですけどね。
最初に描いたキャラとは全然違うんですよ。初めはゴンドラの舟に乗って陽気に歌う人をイメージして描いたんですが、そのイメージは少し残してテノールに移行させました。
バスの全体的なイメージはオペラ座で歌うような、少し品のある感じですね。
編集部
動物キャラクターを作る際に、性格をもとに1度擬人化してから、また動物に戻したりする事はあるんですか?
椛島さん
う〜ん。それは作品によりますね。
今回、人間をイメージして描いたのはパレットだけですね。
パレットはマイケルジャクソンをイメージして描きました。
パレットとジャンプは16匹の中では少し異質なキャラクターだと思います。僕の中で『コレしかない!』という感じではないんですが、描き続けて行くうちに馴染んでくるキャラだという気がしてます。今はチョット見ても『あれ〜。ガンバのキャラかなぁ…。』という感じなんですが…。
編集部
ジワジワくる感じなんでしょうね。
椛島さん
はい。きますね(即答and笑)!!
ただ、ジャンプは身体が1色だけで、色的に少し乏しい感じがあるが気になっています。
複数のキャラと並んでいる時は大丈夫だと思うのですが、1体のみで出てきた時は少し厳しいかなという気がします。
編集部
アニメ当時に7匹のキャラクターが完成するまでに、約半年かかったとお聞きしたのですが、その間、出崎監督とはどのような遣り取りがあったのでしょうか?
椛島さん
最初はお互いに絵を描いて、それをプロデューサーに見せるという流れでしたね。
僕の場合、どうしても東映動画の延長で、その流れを汲んだキャラクターになっていましたね。その後に、出崎さんの描いてきたキャラクターを見て『これはいいなぁ〜』と思い、自分の中で方向転換が出来ました。
それでもプロデューサーからなかなかOKが出なかったんですよ。それで、最終的には出崎さんと2人で机を並べて、描き続けた記憶がありますね。
ただ、どの段階で決定したかというのは、よく覚えていませんね。
編集部
最後まで決まらなかったキャラはどれでしたか?
椛島さん
う〜ん(悩)。
ガンバはたしか1番最初に決まったと思うんですよ…。最後はガクシャだったかなぁ…。
編集部
忠太の背中に地図が入っているという設定(ビジュアル)は斬新でしたよね。
椛島さん
あれは出崎さんのアイディアですね。あれはイイと思いましたよ。
キャラクター自体は何の変哲もないと思うんですが、7匹の中では唯一アイドル的な可愛らしい顔になっていますね。
編集部
椛島さんのキャラクターは女の子キャラがとっても可愛いですよね。
女の子キャラは数も尺もあまり多くは出てきていないと思うのですが、すごく印象に残っています。
椛島さん
女の子キャラは全て泣き顔だと思うんですが、僕が作るとどうしてもそうなるんですよ。ただ、泣き顔だと表情は付けづらいんですよ。お転婆の方が表情は簡単ですね。
だけど、やっぱり好みが出るんでしょうね(笑)。
編集部
ザクリやノロイからはまったく表情が読み取れませんよね。
あの大きくて、1色の目はとてもインパクトがありました。
椛島さん
それが恐い所なんですよ。目を大きくするとすごく恐い顔になるんですよ。
自分が悪役を描く時は、できるだけ目を大きくしますね。眼の大きい人には、相手に対してすごい威圧感があるんですよ。
もっと恐い目というのは、視線の定まらない目なんですよ。
最高に恐いのは、黒目のないキャラクターですね。
ノロイは黒目がありませんから、何を考えているのかわかりませんよね。だから恐いと思うんです。
編集部
アニメ当時、16匹のキャラクターを7匹に絞り込んだのは、最初から減らすと決まっていたんですか?
椛島さん
う〜ん。確かそうだったと思います。
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