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新たなマジンガーとして生み出された
“神のマジンガー”。
“マジンガー”の名を
    引継ぐ新たな魔神
巨大ロボットアニメの嚆矢『マジンガーZ』。『ゴッドマジンガー』も同じ永井豪の作品を原作とする。そもそも『ゴッドマジンガー』とは『マジンガーZ』の続編作品につけられていた幻のタイトルでもある。その“マジンガー”の名の通り、熱血漢の主人公に操られ弱者のために力を振るい、迫り来る軍団にたった一機で立ち向かう強大な力を持つ巨人……。ゴッドマジンガーも随所に“マジンガー”の名を継承するにふさわしい描写がなされている。
だが同じ“マジンガー”の名を冠しても、全く新しい存在として設定は一新された。まず舞台となるのは太古の昔、伝説のムー大陸。マジンガーも科学の叡智を結集し製造されたロボットではなく、太古より存在し意思を持つムーの守護神とされた。また対する敵の軍団ドラゴニアもロボットではなく恐竜を使役し攻撃してくる。この恐竜と戦う魔神という斬新なマジンガー像が創出されたのだ。さらに中盤からは未来永劫、世界を支配するほどの力をもたらすという“光宿しもの”という秘宝を巡り争奪戦が繰り広げられ、ムーだけでなく世界を巻き込むスケールの大きな物語へと展開する作品となっていった。

作品をたのしむためのポイント
太古の魔神との
出会い
point
現代の少年ヤマトが飛ばされた先に待っていたのは、ムーの守護神像だった。
ゴッドマジンガー
第1話「蘇りし伝説の巨神」を視聴する
   
物語は大自然豊かな太古の大陸ムーを舞台に繰り広げられる。 ““光宿しもの”の存在が、一国の興亡に留まらないスケール感をもたらした。 恐竜と戦うという、それまでにないマジンガーの姿が描かれている。



ムーの民に危機が迫るとき、伝説の守護神が目を覚ます。
民の祈りに応え、
 侵略者を退ける古代の神
ゴッドマジンガーはロボットではなく文字通り“神”、ムーの守護神である。普段は石像の姿をとって正しい心を持つというヤマトと一体化して始めて動き出すことができる。独自の意思を持ち、ヤマトを現代から呼び寄せるなど強大な力を持ちが、その一方でヤマトが融合しないとゴッドマジンガーは動くことも出来ない。それだけにヤマトとの関係性が、これまでのマジンガー以上に重要であり、それがまた見所の一つともなっている。またドラゴニアの繰り出す獰猛な恐竜たちの姿は強大で、ろくな武器を持たない古代の人々にとっては大いなる脅威だろう。その脅威を振り払う姿は民衆のために戦う神そのものであり、神としての側面を強調、新たなマジンガー像を描きだしている。

作品をたのしむためのポイント
絶対無比の強さを
誇る魔神
point
ヤマトと融合したゴッドマジンガーは、ムーを蹂躙するドラゴニアの首長竜を一蹴する!
ゴッドマジンガー
第8話「急げ! 戦士ヤマト」を視聴する
   
独自の意思を持ち、時にはムーの女王であるアイラや自らを動かすヤマトたちにすら従わない。 物語終盤、マジンガーすら脅かす秘密兵器ライガーが出現、激しい戦いを繰り広げる。 戦うだけでなく、民の守護神として火を噴く火山を鎮めるためにも力を振るう。



現代の少年ヤマトへ淡い想いを抱いてしまう太古の
女王アイラ。その恋の行方は?
繰り広げられる壮大な
 ヒロイック・ファンタジー
神の化身マジンガーや巨大な恐竜による戦いに目がいくが、『ゴッドマジンガー』では生身の人間によるドラマも見逃せない。ドラゴニアの侵略に対して勇猛果敢に立ち向かうムーの戦士たち。時にはヤマトも剣を手にとって敵兵士達に向かう。そうした人間同士の戦い、駆け引き。
そして彼らを従えるムーの女王アイラはヤマトへの想いを胸に秘めつつ、国民への責務に葛藤し、敵国ドラゴニアの王子エルドはそのアイラに想いを寄せる。アイラを従う剣士の一人ゾルバ、忠誠を越えた慕情を隠し、それゆえにヤマトに反目する……。ムーへの侵攻を続けるドラゴニアの内部でも、黄金王ドラドに従いつつも、そのエルドや配下たちは権力をめぐり暗闘を繰り広げる。
平和な王国ムーへ侵略してきた冷酷無比な敵ドラゴニアを守護神ゴッドマジンガーが退けるという勧善懲悪の物語構造を取りつつも、そこには敵味方を越えた様々な人間模様が描きだされている。

作品をたのしむためのポイント
揺れる女王の想い
point
王位についたエルドは、アイラへ妃になるように迫る。ヤマトが倒された今、アイラの胸に去来するものは……
ゴッドマジンガー
第22話「ヤマトが死んだ!?」を視聴する
   
父に従いつつも独自の思惑を持って動き、敵国の女王アイラを求める王子エルド。 巨大な敵軍に対しひるむ事なく立ち向かう剣士達の姿はムーの民に勇気を与える。 部下から畏敬を集める武人ブラーも権力への野望ゆえに運命を狂わされてしまう。


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