第1話
恐怖のビリーがやって来た!
ジムが母親と2人で営んでいるベンボー提督亭に怪しい宿泊客が現れた。ビリーと名乗るこの男は、なにかに怯え、酒を浴びるように飲み続けている。彼の行動を怪しむジムに、ビリーは1本足の男が来ないか見張ってくれと依頼する。1本足の男とは誰なのか? ビリーはなにに怯えているのか?
第2話
黒犬って…何だ!?
ビリーを訪ねて、昔の仲間の黒犬という男がやって来る。ところが、黒犬はビリーの姿を見かけると、突然襲いかかってきた。その争いの最中に、ビリーは突然、意識を失って倒れてしまう。医者のリブシー先生が治療のためにビリーの袖を捲り上げると、そこには海賊の刺青が! ビリーの正体は海賊だった……!
第3話
振りおろされた松葉杖
ビリーの前に暗闇のピューと名乗る男が現れ、黒丸を手渡す。これは海賊仲間の絶縁状で、死の宣告だった。夜の10時に1本足の男がやって来ると知って怯えたビリーは、酒を飲み続け、ついに脳溢血で息絶えてしまう。呆然とするジムだが、約束の10時は刻一刻と近づいていた。
第4話
宝島の地図が手に入る!
黒犬とピューに率いられた海賊たちが、ベンボー提督亭に乱入してきた。ビリーに託された荷物を守ろうと、ジムは必死で海賊たちと戦う。窮地に陥ったジムだが、そこへリブシー先生が送ってくれた救援の兵士たちが! 危機を脱したジムが、ビリーの荷物の中から発見したのは……。
第5話
行って来るよ、母さん!
町の有力者トレローニとリブシー先生は、ジムが宝島の地図を手に入れたと知って、宝物を探す旅へ出ることを決意する。一緒に行きたいジムだが、母親を1人で残していくことを考えると、なかなか言い出すことができない。だが、母親は既に息子の気持ちに気づいていた。
第6話
敵か味方かジョン・シルバー
リブシー先生は、ブリストルの町で遠眼鏡屋という食堂を営む1本足の男に船員の手配を頼んでいた。シルバーと名乗るこの1本足の男は、コックとして船に乗り込むという。ジムはシルバーがビリーの言っていた1本足ではないかと怪しむ。そのとき、遠眼鏡屋にあの黒犬が入っていくのを見かけた!
第7話
肉焼きおやじはニクい奴
シルバーは、船員たちに「肉焼きおやじ」と呼ばれて親しまれている気のいい男だった。ジムはシルバーにどんどん惹かれていく自分を感じていた。凪で船が動かなくなったとき、シルバーはジムを連れ、小船に乗ってカジキマグロの漁に出かける。たった1人で巨大な魚と戦うシルバーに、ジムは男としての尊敬と信頼を抱く。
第8話
幽霊船がオレを呼ぶ!
酔っ払いのアロー副船長が、海に落ちて行方不明になってしまう。シルバーが突き落としたのではないかと疑われるが、確証はない。そんなとき、アロー副船長の亡霊が乗った幽霊船が現れた。シルバーは自分の無実を証明すると宣言して、たった1人で幽霊船に乗り込んでいく!
第9話
奴隷みなとの人さらい
船は西インド諸島の港町に停泊。ジムはシルバーたちと一緒に食料の買い出しに出かけた。ところが、彼らとはぐれ、1人で町をうろつくうちに、奴隷商人の男たちに捕らえられてしまった。ジムが戻ってこないことを心配したシルバーは、探しに出かけ、男たちに追われているジムを発見する。
第10話
リンゴ樽の中で聞いた!
ジムのシルバーへの信頼はどんどん高まっていった。そんなある日、夜中にお腹のすいたジムは、甲板に置いてあるリンゴ樽にリンゴを取りに行き、そのまま中で眠ってしまう。気がついたとき、甲板では海賊たちが反乱の相談を進めていた。その中心にいて、海賊たちに命令を下していた男とは……!
第11話
宝島で何かが始まる!?
ついに宝島に到着した。だが、シルバーの正体を知ったジムに心からの喜びはない。ジムの話を聞いた船長たちは、シルバーが本当に海賊なのかどうか見極めようと決断。ジムに、シルバーたちと一緒に上陸し、様子を見るように命じた。ジムは裏切られた悔しさを胸に秘め、宝島への第一歩をしるす。
第12話
出た!ジャングルの怪物
ジムに正体を知られたと気づいたシルバーは、ジムを捕らえようとする。必死に逃げるジムは、髭も髪も伸び放題となった怪しい人物ベン・ガンと出会った。彼は宝を島に隠した海賊によって、島に置き去りにされたのだった。その頃、船では、船長たちと海賊たちとの戦いが始まっていた!
第13話
じいさまのちっちゃな鈴
船から脱出した船長たちは、なんとか島の砦に逃げ込むことができた。だが、海賊たちは砦に向かって激しい攻撃を加えてくる。トレローニのじいや、レッドルースじいさんと一緒に見張りに立ったジムは、レッドルースが大事にしている小さな鈴の話を聞く。そのとき、一発の銃声が夜の闇の中に轟いた!
ジム・ホーキンズ
母親が経営する宿屋兼居酒屋ベンボー提督亭の手伝いをしている13歳の少年。父親は1か月前に病気で亡くなった。船乗りだった父親の血を受け継ぎ、いつか冒険の旅に出ることを夢見ている。明るく活発だが、人を思いやる優しい心にも満ちている。
ジョン・シルバー
ブリストルの町で遠眼鏡屋という食堂を営んでいる1本足のコック。経験豊かな船乗りでもあり、仲間の船員たちからは「肉焼きおやじ」と呼ばれて敬愛されている。腕と度胸も抜群で、まさに「海の男」と呼ぶにふさわしい人物。
ビリー・ボーンズ
ベンボー提督亭に宿泊する謎の男。その正体は海賊で、伝説の大海賊といわれるフリント船長の下で副船長を務めていた。1本足の男への恐怖から、飲んだくれて暴れたりもするが、実は海を愛する気のいい一面も持っている。
リブシー先生
医者であると同時に、ジムの住む村ブラックヒルの治安判事も務めている。冷静で厳格だが、患者に対する思いやりは忘れない。ジムの父親の長年の友人だったため、彼の死後は父親代わりのようにして、ジムのことを気にかけている。
トレローニ
ブラックヒルで一番の大金持ち。ジムの父親の幼なじみで、ジムを自分の子供のように可愛がっている。本来はのんびりとした優しい性格だが、恵まれすぎた育ちのせいか、すぐに不満を言い、しばしばわがままな言動に走ってしまう。
【放送年】
昭和53年10月8日〜
昭和54年4月1日
【原作】
スティーブンスン
【企画】
吉川 斌
【演出】
出崎 統
【作画監督】
杉野昭夫
【美術監督】
小林七郎
【録音監督】
山田悦司
【キャスト】
ジム・ホーキンズ:清水マリ
ジョン・シルバー:若山弦蔵
ビリー・ボーンズ:黒沢 良
リブシー:家弓家正
トレローニ:滝口順平
カレン:前田敏子
ほか
【音楽】
羽田健太郎
【主題歌】
OP「宝島」ED「小さな船乗り」(歌:町田よしと、作詞:岩谷時子、作曲:羽田健太郎)
(C)TMS
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