第27話
見えない落とし穴
結核を患うマヤの母親は、マヤとの感動的な再会を演出しようと企む真澄によって、病院に軟禁されていた。だが、真相を知って、一刻も早く娘に会うために病院を抜け出す。辛い長旅の末に、マヤの主演映画の上映館の前を通りがかった母親は、息も絶え絶えの状態で中へ入る。薄れゆく意識の中で、立派な女優に成長したマヤの懐かしい声を聞くが……。
第28話
女優失格
母親を失ったショックで、マヤは茫然自失の状態を続けていた。付き人ののりえはそんなマヤを陥れ、仕事に穴を開けさせて、自分が代役に名乗り出る。のりえはマヤに取って代わるために、着々と計画を進めていたのだった。スターの座から滑り落ちたマヤは女優失格の烙印を押され、芝居への情熱も失ってしまう!
第29話
カーミラの肖像
マヤを陥れたのがのりえだと知った亜弓は、のりえの主演する舞台『カーミラの肖像』への出演をあえて希望する。亜弓は圧倒的な演技力でのりえを打ちのめし、本物とニセモノの違いを嫌というほど見せつける。だが、マヤはそんなことも知らず、芝居の世界から逃げ出そうとしていた。
第30話
100万の虹
大都芸能との契約を破棄されたマヤは、劇団つきかげの仲間が待つアパートに戻った。だが、月影はマヤが仲間と一緒に舞台に立つことを許さない。芝居への情熱を取り戻し、どうしても芝居がしたいと願うようになったマヤは、学校の体育倉庫で『女海賊ビアンカ』という1人芝居を始めた。
第31話
一人芝居
『女海賊ビアンカ』の大好評によって、マヤは次の1人芝居『通り雨』に挑んだ。ごく普通の女子高生の日常を見事に演じきったマヤは、またしても大好評を博す。そんなマヤの前に、紫のバラの人の代理人だという聖唐人という男が現れた! マヤはなんとか紫のバラの人と連絡を取りたいと懇願する。
第32話
真夏の夜の夢
亜弓の芸術祭大賞の授賞式で、月影は『紅天女』の後継者は亜弓だと宣言。絶望するマヤだが、もし2年以内に同等の賞を受賞すれば、マヤにも後継者への挑戦資格を認めるという条件がつけられる。不可能に近い条件だったが、それでも挑もうと決意したマヤは、劇団つきかげと劇団一角獣の上演する『真夏の夜の夢』の妖精パック役に挑戦することになった。
第33話
野外劇場の奇跡
名門アポロ劇場の使用を断られた劇団つきかげと劇団一角獣は、公園の野外劇場で上演することに決定。アポロ劇場の支配人は、もし劇場の収容人数よりも多くの観客が集められれば、次回は使用を認めると約束する。マヤたちは支配人を見返すため、張り切って街頭での宣伝を開始した。果たして、観客は来てくれるのか?
第34話
マヤの挑戦
劇団つきかげと劇団一角獣の仲間たちは、大都芸能の主催する舞台に出演することになった。だが、真澄によって1人だけその公演からはずされてしまったマヤは、亜弓主演の舞台『ふたりの王女』のオーディションを受ける。難問ばかりが提出されるオーディションに他の応募者たちは戸惑うが、マヤは楽々とこなしていく!
第35話
アルディスとオリゲルド
『ふたりの王女』の主役は、光り輝く太陽のようなアルディスと、氷のように冷ややかなオリゲルドの異母姉妹。当然、亜弓はアルディス、マヤはオリゲルドだと思われたが、月影はあえて逆の配役を主張。普段の自分とはまったく違うキャラクターに、マヤも亜弓も役をつかめずに苦闘する。そのとき、亜弓がマヤに思わぬ提案を持ちかける。
第36話
冬の星座
マヤは亜弓の家で生活し、亜弓は劇団つきかげの地下劇場で生活して、なんとか役をつかもうとする。だが、それでもまだ月影には不満だった。月影は2人を食肉保存用の巨大な冷凍庫に閉じ込め、物語の舞台となる北欧の寒さを実感し、その中で芝居をするように命ずる。
第37話
ふたりの王女 前編
いよいよ『ふたりの王女』の上演が始まった。亜弓は骨の髄から凍えるほどの冷酷な王女オリゲルドを演じ、観客を震え上がらせる。一方、マヤは明るく暖かな笑顔の王女アルディスになりきって、見る者の心を和ませる。光と影の激突はまさに実力伯仲。2人の緊迫した演技が続く!
第38話
ふたりの王女 後編
苛烈で孤高なオリゲルドを演じる亜弓の芝居は、観客を圧倒。マヤと亜弓の演技勝負は、亜弓の勝利に終わるかと思われた。だが、月影は光があればこその影だと見抜いていた。影の亜弓を際立たせているのは、光のマヤの存在だった。そして、舞台はクライマックスへ!
第39話
紫の影
アルディス役が大好評だったマヤに、多くの出演依頼が来た。だが、マヤは自分に合う役を見つけられずに迷っていた。そんなとき、黒沼龍三という演出家が自分の舞台『狼少女ジェーン』への出演を依頼してくる。マヤの役はなんと狼に育てられた少女の役だった!
乙部のりえ
マヤの付き人。本名は田代鈴子。地方出身の素朴な少女を装っていたが、本当はマヤに取って代わろうとする野心を抱いている美少女。自分の目的のためには、どんな卑怯な手も辞さない冷酷な性格の持ち主。
聖唐人
紫のバラの人の代理人。父親の代から速水親子に仕え、大都芸能の裏の仕事を担当。真澄のマヤへの思いを理解し、なんとかその思いがかなえられることを願っている。マヤへも思いやりを示す優しい性格。
黒沼龍三
業界でも有名な大物演出家の1人。だが、自分の思い通りの舞台を作り上げるためにはどんな妥協も許さないため、業界内では煙たがられてもいる。舞台への情熱は人一倍で、熱い思いを胸の内に秘めている。
【放送年】
平成17年4月5日〜
平成18年3月28日
【原作】
美内すずえ
【監督】
浜津 守
【シリーズ構成】
佐伯俊道
【キャラクターデザイン】
平山 智
【美術監督】
吉原俊一郎
【音響監督】
なかのとおる
【キャスト】
北島マヤ:小林沙苗
姫川亜弓:矢島晶子
月影千草:藤田淑子
速水真澄:森川智之
小野寺一:大林隆介
ナレーション:中江真司
ほか
【音楽】
寺嶋民哉
【主題歌】
OP(#27〜51)「zero」(歌:幾田愛子)
ED(#27〜39)「素直になれなくて」(歌:Splash Candy)
(C)2005 美内すずえ・白泉社/ガラスの仮面製作委員会
全51話 |1-1314-2627-3940-最終話
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