第14話
宿命のライバル
端役で映画に出演したマヤは、渾身の演技で監督を魅了。1カットだけだが、マヤの生き生きとした表情が映画館の巨大なスクリーンに映し出されることになった。一方、亜弓も女優としての幅を広げるために新たな役柄に挑戦。自慢の長髪を惜しげもなく切り、顔を汚して、貧しい少年の役を体当たりで演じる。
第15話
病気が悪化した月影になるべく負担をかけずに、劇団員たちとの共同生活を維持しようと、マヤは舞台の仕事を探し始めた。たまたま訪れた栄進座で、座長の菊子に目をつけられたマヤは舞台に立つことに。ところが、マヤに嫉妬した劇団員がしかけた罠によって、背負っていた人形の首が本番中に取れてしまう!
第16話
舞台あらし
月影の見舞いに訪れた菊子は、マヤはどんな端役でも観客の目を引きつけてしまう「舞台あらし」の宿命を持っていると語る。その頃、栄進座の舞台を見た東洋劇場の会長は、『嵐が丘』の子供時代のキャサリン役にマヤを推薦。役作りに悩むマヤだったが、子供との交流の中から、役のヒントをつかむ。
第17話
嵐が丘
『嵐が丘』の舞台で、マヤは自由奔放、それでいて切ないキャサリンを演じ、大評判となった。だが、マヤが演じる少女時代のキャサリンは大人になってからのキャサリンとうまく繋がらず、結果的に本来の主役たちの評判を落とすことになってしまう。そんなマヤに、月影が突きつけた次の試練とは……!?
第18話
人形の役
劇団つきかげは、劇団一角獣と共に、設備もろくに整っていない粗末な地下劇場で公演を打つことになった。月影はマヤに、ただ座っているだけの人形の役を演じることを命じる。喋ることも動くことも禁じられたマヤは、役作りに苦しむが、その中から相手の呼吸に合わせた芝居というものを学んでいく。
第19話
外れた仮面
結核で山奥の療養所に入院していたマヤの母親が行方不明になった。その話を聞いたマヤは、母親を探しに行こうとするが、もう本番の時間が迫っていた。母親のことを案じ続けるマヤは、人形の役なのに本番中に泣き出してしまう。マヤの役者としての仮面が外れた瞬間だった!
第20話
すり替えられた台本
ふとしたことから、本番当日に『夢宴桜』という舞台への出演が決まり、亜弓と共演することになったマヤ。だが、マヤに嫉妬した劇団員によって、台本がすり替えられていたため、話の内容も自分のセリフもまったくわからぬままに舞台に立つことになる。亜弓はマヤを誘導し、なんとか話が繋がるようにしようとするが……。
第21話
炎のエチュード
マヤは亜弓と共に『奇跡の人』のヘレン・ケラー役のオーディションに臨むことになった。マヤは紫のバラの人の好意で、長野の山荘にこもり、目隠しと耳栓をして、ヘレンになりきろうとする。一方、亜弓は養護施設のボランティアをしながら、役作りに励んでいた。そして、いよいよオーディションの日がやってくる。
第22話
奇跡の人 最終審査
ヘレン役のオーディションが始まった。第1次審査はオモチャで遊ぶ演技、第2次審査は食事の演技だった。それぞれに壮絶な演技を繰り広げるオーディション参加者たち。そして、最終審査。ヘレンとしてイスに座って待てという指示を受けた後、審査会場に火災を知らせる非常ベルが鳴り渡った!
第23話
対決! 二人のヘレン
マヤと亜弓は、ダブルキャストでヘレン役に挑むことになった。亜弓は完璧なヘレンを演じ、マヤは稽古とはまったく違う動きで自由奔放にヘレンを演じる。アニー・サリバン役の歌子は最初、マヤのヘレンに戸惑うが、それに合わせることによって、今までにないまったく新しいアニー役を作り上げることに成功した。
第24話
華やかな迷路
マヤはヘレン役で演劇芸術祭賞の助演女優賞を獲得した。その授賞式の会場で、月影はマヤと亜弓が『紅天女』の主演候補であることを発表する。『紅天女』をめざす決意を固めたマヤは、さらなるステップアップのため、テレビドラマ『天の輝き』の主演に挑戦。だが、舞台とはまったく違うことを要求されるテレビドラマでの演技に、マヤの困惑は募るばかりだった。
第25話
天の輝き
真澄の率いる大都芸能は、マヤを売り出すための一大キャンペーンを開始。CMや映画への出演も決定したマヤは、人気女優への道を歩き始めた。同時に、ドラマの共演者であるアイドルの里美茂に、今までにない心のときめきを感じ始める。だが、そんなマヤに周囲の反発は強まっていき、嫌がらせの行為が頻発する。
第26話
マヤを狙う影
『天の輝き』の収録中、マヤは船のセットでのアクシデントで大ケガを負いそうになる。そこを救ったのは、共演者の里美だった。このことをきっかけに二人の想いは急激に接近していく。そして、マヤが迫真の演技を見せるにつれ、周囲の理解も深まり、嫌がらせは収まったかに見えた。だが、マヤに決定的な打撃を与えるための妨害工作は密かに続けられていた!
青木 麗
劇団つきかげの女優。マヤと一緒にアパートで共同生活をしている。背が高く、美形でボーイッシュなため、女性のファンが多い。性格も男性的でさっぱりとしており、なにかと悩むことが多いマヤを妹のように可愛がり、励ましている。
水城冴子
速水真澄の秘書。大都芸能がマヤを売り出すことになってからは、マヤのマネージャー役を務めた。真澄のマヤに寄せる想いを見抜いており、ときには皮肉を言ったりもするが、本当は二人の仲がうまくいくことを願っている。一見、きつい性格のように見えるが、実は思いやりのある優しい心の持ち主。
桜小路優
劇団オンディーヌに所属する俳優。マヤが初めてオンディーヌに現れたときから、マヤに想いを寄せている。優しい性格で、マヤの面倒を一生懸命にみようとするが、自分の想いに気づいてもらえないことに虚しさのようなものも感じている。
里美 茂
人気アイドル。テレビドラマでマヤと共演したのがきっかけで、相思相愛の仲になっていく。マヤにとっては初恋の相手ともいうべき存在。女性の親衛隊が数多くいるほどの人気者だが、決して浮ついたところはなく、マヤを好きになってからは、きっぱりと交際宣言するほどの男らしさを見せる。
【放送年】
平成17年4月5日〜
平成18年3月28日
【原作】
美内すずえ
【監督】
浜津 守
【シリーズ構成】
佐伯俊道
【キャラクターデザイン】
平山 智
【美術監督】
吉原俊一郎
【音響監督】
なかのとおる
【キャスト】
北島マヤ:小林沙苗
姫川亜弓:矢島晶子
月影千草:藤田淑子
速水真澄:森川智之
小野寺一:大林隆介
ナレーション:中江真司
ほか
【音楽】
寺嶋民哉
【主題歌】
OP(#1〜26)
「Promise」(歌:Candy)
ED(#14〜26)
「Step One」(歌:Sister Q)
(C)2005 美内すずえ・白泉社/ガラスの仮面製作委員会
全51話 |1-1314-2627-3940-最終話
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