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大好きなバルブラン・ママと二人、貧しくも楽しく暮らすレミは、出稼ぎに出た父ジェロームとの再会を夢見ていた。だがジェロームは事故に遭い、雇い主相手に裁判を起こしたという。逆に仕送りを求められたママは、乳牛のルーセットまで売ってしまう。それを涙ながらに見送るレミ。そしてある日、ジェロームが帰ってきた……。 |
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「レミは捨て子だったんだ!!」ジェロームの言葉に、レミは我が耳を疑った。孤児院に行かせるというジェロームに怯えるレミを、ママは優しく慰め、彼が家にやってきた経緯を聞かせてやる。一方、ジェロームは酒場の主人を相手に、これまでのレミの養育費を役場からせしめる計画を話すが、それを店の奥で聞く人物がいた。 |
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酒場でジェロームの話を聞いていた男は、ビタリスと名乗り、レミを自分に売れと言い出した。彼は動物達とさすらう旅芸人だったのだ。だが、ジェロームはレミを家に連れて帰る。「僕は売られなかった!」喜ぶレミだったが翌朝、ジェロームはママに隣村に行ってきて欲しいと頼む。やがて、ビタリス達がレミの家に迫る。 |
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ママと別れ、ビタリス一座と山を越えていくレミ。サボと呼ばれる木靴を履いたレミは、なれない山道で足に豆を作ってしまう。だが、レミはその痛みと戦うことでママとの別れの悲しさを忘れようとした。雨になってしまった夜、一座はなかなか宿を見つけることが出来ず、おまけに犬のゼルビーノが無作法をしでかしてしまう……。 |
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ユッセルの街に着いたレミは、ビタリスに新しい靴と洋服を買ってもらい有頂天に。だが、ビタリスはせっかく買ったズボンの裾をハサミで切り落としてしまう。それは明日から始まる大道芸の衣装だったのだ。泣いて抗議するレミをビタリスは叱咤し、芝居の練習を始める「お前はもう村の子レミではない。旅芸人レミなのだ!」 |
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本や地図のありがたさを語るビタリスに、レミは読み書きを教わりたいと申し出る。ビタリスの彫った文字板でアルファベットを覚え始めるレミ。オーリャックの町に着いた一座は、雨のため宿屋の屋根裏部屋を借りた。明日に備え芝居の稽古をしようというビタリスだが、レミは文字の読むことに夢中で言うことを聞かない……。 |
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野宿の夜、月明かりの下で故郷イタリアの民謡を歌うビタリス。その美声に感動しレミはビタリスから歌やフルートを習い始める。オーブェルニュの村に着いた一座は、人気の演目「将軍の死」を上演し喝采を浴びる。が、そこに身なりの良い紳士が乱入してきた。自分の父が将軍であったため、芝居の内容が耐え難いのだという……。 |
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フランスでも一、二を争う港町ボルドーに着いたビタリス一座。しかし、あまりの人の多さにレミは迷子になってしまい、路地を彷徨ううちにカラスのジャンと呼ばれる風来坊に出会う。普段はスリをしているというジャンは、レミのためにビタリスを探そうとしてくれるが、悪党一味に追われ捕まってしまった。 |
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避寒地ポーで別荘に来ている金持ち相手に興行は大成功。稼ぎを確かめると、3日に一度、誰かがお金の代わりにイギリスの乾菓子を入れていた。休みの日に散歩に出たレミは、教会で出会った少女グレースが、菓子を入れた張本人だと知る。すぐに彼女と仲良くなったレミは、お城で開かれる誕生日パーティに招かれるのだが……。 |
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トゥールーズの街で興行を始めようとしたレミ達は、警官に許可証の提示を求められる。慌てて許可を取りに役場に出向くビタリスだったが、翌日、改めて興行を開始すると、またしても警官が現れ、動物は危険だから口輪をはめろと言いがかりをつけてきた。挑発に乗って犬たちは大暴れし、ついにはビタリスも警官を殴ってしまう! |
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警官を殴った罪で裁判にかけられたビタリスは、法廷で自分の正当性を主張しようと意気込んでいた。しかし裁判長は、ビタリスが偽りの名で出廷していたことを叱咤、反論も許さぬまま、判決を言い渡してしまう。そのまま刑務所に送致されていくビタリスを、レミは涙ながらに追いかけていく。 |
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ビタリスは刑務所に収監された。レミはわずかなお金だけで動物達と出発する。レミは1斤8スーのパンを5スー分だけ売ってほしいと懇願するがパン屋は聞き入れてくれず、やむなく1斤を買ってしまい残金はわずか。そしてビタリス抜きの初興行を始めた一座だったが、今度はピエロから縄張りを荒らすなと追い払われてしまう。 |
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くよくよしていたら動物達が心配すると、空元気で新たな一日に臨むレミ。公演の前に最後のお金でわずかなパンを食べ、とうとう無一文に。しかし空腹に耐えかねたゼルビーノが肉泥棒を働き、レミ達は肉屋から必死で逃げ出すはめに。行き着いた先は美しい運河だった。無心でハープを弾き、歌うレミにどこからか拍手が……。 |
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