第1話
第1話 白鯨めざめる!
1982年、惑星直列の影響で、地球はさまざまな天変地異に襲われていた。漁師町に住む少年・剣は、漁船で大津波から脱出する途中、海に転落。巨大な白鯨に救助されて、イースター島へと連れて行かれる。そこには謎の美少女マドーラと、譲、麗、学、信という4人の少年少女がいた。そして、困惑する剣たちの前に、空飛ぶ白鯨が現れる!
第2話
ムーの子供たち
惑星直列と同時に、土星近辺に現れたアトランティス軍は、地球制覇のため、月面上に前線基地を設置。地球への攻撃を開始した。ムー大陸の指導者ラ・ムーとの対面でアトランティス軍の目的を知った剣たちは、戦闘用飛行メカ・ムーバルで出撃。だが、扱い慣れないメカでの戦闘のため、5人は苦境に陥ってしまう。
第3話
失われた故郷
地球を守るためにアトランティス軍と戦うのが自分たちの役目だと知った5人の少年少女たちだったが、剣だけはそれに反発。ムーバルで故郷の町へと戻った。だが、アトランティス軍の引き起こした富士山の噴火によって、故郷の町は破壊され、父母も行方不明になっていた。怒りに燃えた剣はムーバルに乗り、敵の指揮官プラトスの戦闘機に戦いを挑む。
第4話
3万年前の世界
ムーの戦士であることを自覚した剣たち5人は、白鯨の導きで、3万年前のムー大陸の姿を目撃する。アトランティス軍によって滅ぼされる寸前、ラ・ムーは4人の若者の魂を3万年後の世界に送り出す。その魂を受け継いだのが、譲、麗、学、信の4人だった。だが、剣の先祖ともいうべきケインだけは、その地に残って最後まで戦う決意を固めていた。
第5話
白鯨と5人の戦士
ラ・ムーは剣たち5人に白鯨の操縦を委ねる。白鯨は剣たちの精神波によって、より強力なバリアーを発生させることができるようになった。一方、白鯨の出現によって宿敵ラ・ムーの存在を確信したアトランティス軍は、精鋭部隊を派遣。剣たちは白鯨で戦うが、麗が負傷してしまったため、完璧な防御能力を発揮することができなくなっていた!
第6話
白鯨敗れる!
白鯨の弱点を分析したアトランティス軍は、必勝を期して、月面の前線基地でもあるコンドル要塞ごと地球へと出撃。ムーの戦士たちはムーバルで迎え撃つが、戦闘の最中に、剣が要塞のエネルギーフィールドに捕らえられてしまう。剣の危機を救うべく、白鯨が現れる。だが、これこそが、アトランティス軍の待ち望んだ絶好の機会だった!
第7話
変身!!白鯨
剣たちは、コンドル要塞の攻撃を受けて海に沈んだ白鯨を必死に探すが、白鯨からの応えはなかった。その頃、アトランティス軍はエジプトのピラミッドに侵攻基地を設置。攻撃に向かった剣は、敵に捕らえられ、プラトスと一騎打ちをさせられる。その危機に、再び白鯨が出現。しかも敵の火炎放射を受けた白鯨は、その炎の中で驚くべき変身をとげた!
第8話
マドーラの秘密
ムーの戦士たちに、しばしの休息が訪れた。だが、剣に思いを寄せるマドーラは、自分が普通の女の子ではなく、3万年を生き抜いたサイボーグであることに絶望を感じていた。そんなとき、ペルーのマチュピチュ遺跡にアトランティス軍が出現。出撃した5人だが、剣のムーバルが巨石の下敷きになってしまう。マドーラは剣を救うため、悲痛な覚悟で思いもよらぬ行動に出る。
第9話
オリハルコンを探せ!
アトランティス軍は、古代からの伝説が残されている地にオリハルコンが隠されていると見当をつけていた。そのことを知ったムーの戦士たちは、先に入手することを決意する。ノアの箱舟が到着したと言われるトルコのアララト山にその手がかりがあるのではないかと考えた剣たちは、現地に向かう。だが、その地に残されていたのは、マドーラにとって衝撃的なものだった。
第10話
ナスカ謎の地上絵
アトランティス軍がナスカに侵攻。目的は、ナスカの地上絵の下に隠された3万年前の基地を復活させることだった。攻撃に向かったムーの戦士の前に現れたのは、アトランティスの子孫を名乗る山の民たち。しかも、その中の一人は譲のサッカーのライバル・ポポロだった。譲はよき友人ポポロと戦うことをためらうが、山の民たちは情け容赦なく攻めてくる!
第11話
魔のバミューダ海域
船や飛行機の消失が相次ぐバミューダ海域にオリハルコンがあるのではないかと考えた地球派遣軍司令官ゴルゴスは、弟のプラトスに出撃を命ずる。だが、プラトスに思いを寄せる部下のラ・メールは、危険を承知でプラトスの代わりに出撃した。海上での激戦のさなか、ラ・メールは剣と共に、時空の裂け目に呑み込まれてしまう。謎の空間から脱出できなくなった2人に、危機が迫る!
第12話
生きていた古代竜
学は、チベットのヒマラヤ山脈にオリハルコンの手がかりがあるのではないかと思いつく。ヒマラヤに向かったムーの戦士たちは、山の中に隠されたアトランティスの古代図書館を発見。だが、図書館を守る巨大な古代竜が襲いかかって来た! 剣や譲が古代竜と戦っている間に、なんとか学たちは関係する書籍を運び出そうとするが……。
第13話
見つけたぞ!オリハルコン
アトランティスの古代図書館で見つけた地図によって、オリハルコンは南極大陸に隠されていることが判明した。一方、アトランティス軍も、まだ探索の手をつけていない南極大陸の調査を決定。その地で、両者が激しい戦いを繰り広げることになった。その最中、学が図書館から持ってきた古代メカが作動を開始。それに引きつけられるかのように、厚い氷の下からオリハルコンが現れた!
白銀剣
漁師町で育った血気盛んな少年。勇気があり、思いやりも深いが、口が悪いために嫌なやつだと誤解されることも多い。戦闘になると、つい熱くなって無鉄砲な行動に出てしまい、一人だけ危機に陥ることがある。
白城譲
ブラジルの出身で、プロサッカーの選手だった。まじめな性格で、なにごとにも真正面から取り組もうとするため、最初の頃は、すねた態度を見せる剣と対立することが多かった。だが、互いに理解し合えるようになってからは、一番の親友になる。
白鳥麗
元テニス・プレーヤー。予知能力があり、敵の攻撃を予測したり、仲間たちの危機を察知したりすることができる。負けず嫌いの頑張り屋で、仲間たちの足手まといになりたくないと思っている。同じスポーツマンということで、譲とは最も気が合う。
白風信
思いやりが深く、おっとりとした性格の平和主義者。そのため、戦闘にはあまり向いていないが、動物たちと話ができるという特殊な能力を持っている。
白川学
5人の戦士たちの中では最年少だが、天才的な頭脳を持っている。その代わり、運動は苦手で、戦闘ではあまり役に立たない。天才にありがちな傲慢さや冷たさはなく、仲間思いの優しい性格。
マドーラ
ラ・ムーの娘。ムー大陸滅亡時に、サイボーグ化手術を受け、3万年の時を生き抜いてきた。最初は人間らしい感情を封じ込めていたが、剣に思いを寄せると同時に、人間らしさも取り戻し始める。平和を愛する優しい心の持ち主。
ラ・ムー
ムー大陸の偉大なる予言者であり、指導者でもある。白鯨に脳を移植して、3万年を生き抜く。剣たちの前には、人間だったときのイメージをホログラフ投影したような形で現れる。本来は思いやりのある優しい性格だが、目的のためには心を鬼にすることがある。
【放送年】
昭和55年4月4日〜
昭和55年9月26日
【企画】
福尾元夫(YTV)
【プロデューサー】
山根 治(YTV)
赤川 茂
【作画監督】
香西隆男
【メカニック・デザイナー】
青木悠三
【美術】
石垣 努
【撮影監督】
新井隆文
【録音監督】
山崎あきら
【選曲】
赤塚不二夫
【文芸担当】
小野田博之
【制作担当】
松元理人
【チーフ・ディレクター】
今沢哲男
【絵コンテ】
康村正一
【キャスト】
白銀剣:武岡淳一
白城譲:井上和彦
白鳥麗:千々松幸子
白風信:鈴置洋孝
白川学:つかせのりこ
マドーラ:吉田理保子
ラ・ムー:杉田俊也
ゴルゴス:伊武雅之
プラトス:古川登志夫
ほか
【音楽】
羽田健太郎
【主題歌】
OP「ムーへ飛べ」
ED「信じるかい」
(歌:水木一郎、
 作詞:山川啓介、
 作曲:浜圭介、
 編曲:羽田健太郎)
(C)TMS
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