コブラ 劇場版劇場版 300point
地球を守るために戦うマーズ
ギシン星のズール皇帝が地球に宣戦布告。同時に、クラッシャー隊のタケルに「地球を破壊せよ」と命じる。彼は、赤ん坊のときに地球に送り込まれたズール皇帝の息子マーズだった。だが、タケルは自分を育ててくれた地球の人々を守るため、ズールと戦う決心をする。
マーズとマーグの悲劇が始まる
その頃、ズールの宮殿に住むマーズの双子の兄マーグは、弟を援護するためテレパシーで情報を送り続けていた。だが、そのことがズールに露見し、マーズを殺せと命じられる。マーグはマーズと戦うふりをしながら、彼に自分の記憶を伝える。ようやく理解し合った兄弟だったが、ズールはマーグを捕らえ、すべての記憶を消し去ってしまう。地球攻撃部隊の隊長となったマーグは、猛攻を開始。マーズとマーグ、悲劇の兄弟たちの悲しい死闘が始まった!
ファンたちの熱い思いに応えた劇場版
テレビシリーズ終了間際の1982年12月に劇場公開された。マーズとマーグの悲劇の物語を中心に、テレビシリーズの「ギシン星編」を再構成。新作カットも数多く追加されている。2人の悲しき運命をよりドラマティックに描き出すストーリー展開のため、超能力アクションやロボットアクションよりもドラマ部分を重視。メインロボのゴッドマーズよりガイヤーの戦闘アクションが主になっているあたりは、原作となった『マーズ』の雰囲気を感じさせる。マーグの死に涙したファンたちの署名嘆願によって実現した劇場版であり、エンディングテロップには、署名活動の中心となったファンたちの名前が記されている。
 

明神タケル/マーズ
地球防衛軍クラッシャー隊の隊員。ズール皇帝に地球破壊を命じられるまで、明神博士とその妻・静子の実の息子だと信じていた。仲間を思いやる優しい性格で、地球の人々を守るために戦う。双子の兄マーグとの戦いでは、まさに我が身を切り裂かれるような苦悩を味わった。
マーグ
マーズの双子の兄。本来は、弟思いの優しい性格。地球に送り込まれた弟マーズを援護するため、知恵遅れのふりをして情報を収集していた。記憶を消され、マーズと戦うが、記憶を取り戻した後は、マーズを守るために自分を犠牲にする。
ロゼ
地球攻撃部隊の隊長となったマーグを補佐する副官。彼に対して、上官としての敬意以上の思いを抱くようになる。マーグの復讐のため、一時はマーズを狙うが、やがてマーグの本当の思いを理解していく。
ズール皇帝
ギシン星の皇帝。全宇宙の征服を企んでいる。養子にしたマーズを地球破壊の先兵として送り込むなど、目的のためには手段を選ばない冷酷非常な性格。自分の意思に逆らう者は絶対に許さず、即刻抹殺を命ずる。
【封切日】
昭和57年12月18日
【原作】
横山光輝『マーズ』より
【監督】
今沢哲男
【脚本】
藤川桂介
【作画監督】
本橋秀之
【メカニックデザイナー】
亀垣一
【美術】
石垣努
【録音監督】
伊達渉
【音楽】
若草 恵
 
【キャスト】
マーズ(明神タケル):水島裕 マーグ:三ツ矢雄二 ズール皇帝:納谷悟朗 大塚長官:富田耕生
飛鳥ケンジ:石丸博也 日向ミカ:川浪葉子 伊集院ナオト:鈴置洋孝 木曽アキラ:塩屋翼
明神静子:前田敏子 明神博士:青野武 ロゼ:鵜飼るみ子 ナレーション:蟹江栄司 ほか
【主題歌】
「Birthday City」「愛のストーリィ」
(作詩:三浦徳子、作曲:小田裕一郎、編曲:若草恵、歌:川原田新一)
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