平凡な生活に退屈していた火野ヤマトはある日、不思議な呼び声に導かれて古代世界に飛ばされてしまう。そこはドラゴニア帝国の侵略により危機をむかえたムー王国だった。ヤマトは女王アイラの祈りと神殿の石像の神秘の力によって呼び寄せられたのだ。そしてヤマトはその石像と一体化、ムーの守護神ゴッドマジンガーとなり、ドラゴニア軍と壮絶な戦いを繰り広げていく。
『マジンガーZ』のイメージを継承しつつ舞台を超古代に移し壮大な物語を展開した永井豪の原作を、アニメ化にあたりキャラクターデザインに『キャッツアイ』の平山智、作画監督に『六神合体ゴッドマーズ』の本橋秀之、音楽には羽田健太郎を迎え洗練されたロボットファンタジー作品となっている。
 
第1話
蘇りし伝説の巨神
ドラゴニア軍の攻撃からムー王国を守るため、若き王女アイラ・ムーは、守護神ゴッドマジンガーの石像に祈りを捧げ、ラグビーに熱中する高校生・火野ヤマトを現代世界から召還する。黄金王ドラドとその配下ブラーの恐竜軍団がいよいよムーに攻め込もうとするその時、ついにヤマトはゴッドマジンガーと一体化した!
第2話
選ばれし者の定め
ヤマトはアイラの侍女マドヤから、ムー王国が味わった悲劇を聞かされる。そこにヤマトの来訪に不信感を抱く四剣士の一人、ゾルバが現れ、剣を抜く。しかし恐竜出現の報が届き、四剣士は偵察に出るが、恐竜に取り囲まれ窮地に陥ってしまう。その頃、ヤマトはすぐには現代に戻れないことに愕然とし、王宮を飛び出してしまった。
第3話
光宿りしものの謎
宴の夜、ドラド直属の女戦士・シャーマン部隊が、ゴッドマジンガーの神殿に忍び込んだ。慌てて応戦するヤマトをヨナメの妖術が襲う! シャーマン部隊を辛うじて撃退するが、翌日、ヤマトはアイラから昨夜の襲撃の目的がアイラの父・ユウラが隠した秘宝「光宿しもの」にもあったのだと知らされる……。
第4話
マジンガーの秘密
ムーの兵士達はヤマトとラグビーに興じていた。だが、ブラー率いる恐竜軍団が南の城門への襲撃にヤマト達は防戦に出る。しかし、さらなる大部隊が北の城門より総攻撃をかけようとしていた。ヤマトはゴッドマジンガーと一体化、これに立ち向かうが、その様子をドラゴニアの王子エルドと側近のミヨトが見つめていた……。
第5話
エルド王子の奇襲
国民への責務に気が急くばかりのアイラは、戦いが無いからとブラブラしているヤマトと喧嘩してしまう。その頃、ドラゴニアのエルドは、ヤマトがいなければゴッドマジンガーは動かないことを知り、奇襲作戦を仕掛けて神殿前でヤマトを待つ。計略は失敗するがエルドはその場にいたマドマを人質に取り、ヤマトに戦えと迫る……。
第6話
アイラを救え!
占術の結果からブラーは「光宿しもの」を求めて、凶暴な石喰い竜を連れムーの西の砦に攻め入る。一方「光宿しもの」を求めてマドマと共に砦に向かったアイラは、その途上でエルドと偶然出会ってしまう。ゴッドマジンガーは応戦するが、石喰い竜が「封じの石」を外してしまった。するとそこから巨大な火柱が立ち上り……。
第7話
消えたマジンガー
西の砦の噴火をゴッドマジンガーと共に抑えたヤマトは倒れてしまう。そして神殿からゴッドマジンガーの姿が消えた。ゴッドマジンガーはヤマトの危機を救うため、彼の妹・カオルを現代から呼び寄せたのだ。なんとか回復したヤマトは、東の太陽の門でマジンガーと再会した。だが、そこにシャーマン部隊が襲い掛かる!
第8話
急げ!戦士ヤマト
マジンガーが神殿を去ったのは「光宿しもの」が王宮の外にあるからと察し、アイラらは離宮の探索に出向く。だが、そこに巨大な首長竜を率いたブラーの攻撃が! ヤマトらは離宮に急行しようとするが、シャーマン部隊に阻まれてしまう。離宮にはマジンガーが出現したもののヤマトがいないため、首長竜のなすがままに……。
第9話
恐竜工場発見!
エルドはヨナメと結託しブラーを更迭、代わりに「竜作りの洞窟」の責任者に収まる。一方、ヤマトとノローは遊牧民に化けてブラーに近づき、恐竜工場の入り口を聞き出し洞窟への侵入を図る。しかし、エルドに発見され対決を迫られるヤマト。だが、その時、洞窟は崩壊を始めてしまう……!
第10話
恐るべき秘密
恐竜工場の跡地から敵の本陣・ドラゴニア城へと通じる坑道を見つけたヤマト達は、王ドラドの居室に忍び込む。そこでヤマト達が耳にしたのは、「光宿しもの」に秘められた恐るべき力の秘密だった。ヤマトは洞窟を脱出、マジンガーと共にブラーの操る恐竜と対決する。だが、その時、ブラーの背後に人影が……!
第11話
とらわれたアイラ
王宮に忍び込んだヨナメは、アイラを誘拐した。ヤマト達は幽閉されたアイラを助けようとするが、ゴッドマジンガーは「ムーのために行ってはならない」と出動を拒む。その頃、ドラゴニア城ではエルドがアイラを自分のものとするため、牢から連れ出そうとしていた。単身乗り込むヤマト、続く四剣士達とエルドの戦いが始まる!
第12話
奪われた手がかり
ヤマトは夢の記憶を元に、ある模様をスケッチする。それを見たマドマは王宮の噴水の底面の紋様にそっくりだと気がついた。ムーの古代文字を読む能力が身についていたヤマトは、神殿の壁面と古文書に書かれた文字から「光宿しもの」の在処を記す手がかりのことを知る。だが、その時、エルドの乗る翼竜がムーの王宮に……!
第13話
危うしマジンガー
エルドは「光宿しもの」の手がかりとなる石盤の半分を隠した。そのことに怒ったドラドはエルドを牢に入れ、ついに自ら移動要塞でムー王国に乗り込んで、恐竜軍団による総攻撃を仕掛ける。街も王宮も完膚なきまでに破壊されてしまうが、その最中、ノローは残る石盤の半分を崩れた壁の中に見つけ出した……。
ゴッドマジンガー
ムー王国の守り神として崇められてきた石像。火野ヤマトと同化することでパワーを発揮、怪力と大剣でドラゴニア軍を蹴散らす。確固とした人格を持ち、ときにヤマトに戦士の心得を説くこともある。(声:笹岡繁蔵)
火野ヤマト
ラグビーに打ち込んでいた現代の高校生。ゴッドマジンガーと一体化し、動かすことのできる唯一の存在として、ムー王国のアイラによって古代に召喚され、ドラゴニア軍との戦いに参加する。(声:竹村拓)
アイラ・ムー
ムー王国の女王。ドラゴニアの攻撃で両親を殺されたため、若くして王位を継承することとなった。ムー王国の伝承にしたがって、現代世界よりヤマトを召喚する。(声:榊原良子)
マドマ
アイラの侍女として、彼女の側にいる純真な少女。ムー王国にやってきたヤマトの身の回りの世話もし、彼に幼い恋心を抱く。(声:原えりこ)
火野カオル
ヤマトの妹。倒れたヤマトを救うため、ゴッドマジンガーが召喚した。カメラ好きの快活な女の子で、ムー王国での生活も楽しんでいる。(声:高田由美)
黄金王ドラド
ムー王国を支配下に治め、「光宿りしもの」を手に入れようと企むドラゴニア軍の王。太古の恐竜を蘇らせる妖術などを使い、ムーの人々やゴッドマジンガーを苦しめる。(声:加藤治)
【放送年】
昭和59年4月15日〜昭和59年9月30日
【原作】
永井豪
【シリーズ構成】
小野田博之
【キャラクターデザイン】
平山智
【OP、EDデザイン】
芝山努
【脚本】
辻真先、並木敏、大野木寛、塚本裕美子、星山博之、田口成光
【演出】
早川よしお、遠藤徹哉、井内秀治、板野亀吉、井戸瑞徹 ほか
【作画監督】
本橋秀之
【音楽】
羽田健太郎
【プロデューサー】
初川則夫、加藤俊三
【キャスト】
火野ヤマト:竹村拓
アイラ・ムー:榊原良子
ムラジ:藤本譲
マドマ:原えりこ
火野カオル:高田由美
ドラド:加藤治
エルド:速水奨
ギロン:石丸博也
ゾルバ:堀内賢雄
デリア:郷里大輔
ノロー:古田信幸
ゴッドマジンガー:笹岡繁蔵
ほか
【主題歌】
OP「Dreamy My Love」(歌:須田翔子)
ED「時間の誘惑」(歌:遠藤晴美)
(C)ダイナミック企画・TMS
全23話 |1-1314-最終話
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