謎の美女アスカ・蘭により不動ジュンはデビルマンとして覚醒する。人を超越した力を得た彼女は、人が変貌した化物・ビーストを狩る役目を負わされてしまう。突然、異形の存在となった己に苦悩するジュン。しかし、そんな想いとは裏腹に、ひとたびデビルマンに変身すると彼女の“獣”が目覚め、歓喜と共にビーストに向かっていく……。『吸血姫美夕』の平野俊貴が監督をつとめ、永井豪の原作を大胆にアレンジ、ホラーや官能的な要素を織り交ぜつつ、人類の種としての限界、人の業などをテーマに重厚な物語を描いている。
 
第14話
ジュンをビーストだと疑う坂沢は、和美がいると偽りジュンを呼び出す。坂沢の妻と一人娘のユリカは、かつてビーストに惨殺されたのだ。復讐の鬼と化した坂沢はビースト化した男を餌にジュンの正体を暴こうとする。しかしジュンは坂沢の視線が気になり、変身することができない。そこへ、サトルが現れる。
第15話
人間が「モズの速贄」のように串刺しにされる事件が多発していた。そんな折、両親の死の真相を調べようと和美はかつての自宅を訪れるが、そこにはサトルの魔の手がのびていた。和美を人質に取られたジュンは怒りに身をふるわせ、サトルを追う。しかし、ジュンはデビルマン化し闘う姿を、和美に目撃されてしまった。
第16話
「モズの速贄」事件は以前続発していたが、和美が姿を消したことで、ジュンは虚無感に襲われていた。彷徨う様にジュンは和美を探して滝浦邸に赴くと、そこには待ち望んだ和美が待っていた。ジュンはついに和美と熱い口づけをかわす。だが次の瞬間、ジュンは体の自由を奪われてしまう。
第17話
仕事中に変身し、人を殺める夢を見たジュンは、仕事を辞めることを決意した。だが、湯浅に辞める話をする前に、ジュンを危険視するH・Aに監禁されてしまう。それまで闘うことで欲望を満たし、精神の均衡を保ってきたジュンは禁断症状に身悶える。そして暴走したジュンは、ついに世話係の看護婦に襲いかかる!
第18話
H・Aに実験体にされていたジュンは、部屋を抜け出し鎖につながれアスカの慰み物になるベイツを目撃した。ベイツを助け出したジュンだが、逆にベイツに押し倒されてしまう。ベイツはレディーの肉体と、巨大化能力を求めていたのだ。ついにベイツが巨大化し、暴れ始め、ジュンもデビルマンレディーとなり対抗する。
第19話
H・Aによるビースト狩りは公然と行われるようになった。そんな中、ジュンを探し求める湯浅の伝言を聞いたジュンが、ウェディングドレスを着て最後の撮影現場に現れた。仕事の後、湯浅はジュンを家に誘い、秘めていた想いを告げる。ついに二人が結ばれようとしたその時、湯浅の娘の危機を知らせる電話が鳴った。
第20話
彷徨うジュンの前に、倒したはずのビーストが次々と現れる。ビースト再生能力を持つナペリウスの仕業だった。レディーは戦闘の最中、仲間と一緒の和美と一瞬の再会を果たす。一方、アスカの前にサトルが現れた。殺意をあらわにするサトルは、アスカの過去を口にする。アスカの驚愕の秘密が明かされようとしていた。
第21話
ビースト化抑制の予防接種が始まった。だが実際にはビースト化の促進が目的だった。各地で暴動が発生し、和美と千佳たちは佃島に逃れる。しかし自衛隊は、ビースト因子保有者が集結しつつある佃島を襲撃、千佳が凶弾に倒れてしまう。助けに現れたジュンの危機を目の当たりにした和美は、ついに変化の時を迎える。
第22話
サトルとの戦闘で傷ついたジュンを救ったのは、変貌した和美だった。同じ体になれた喜びを語る和美は、ジュンと愛を確認し合う。だが、幸せな時間もつかのま、ジュンは同胞を救うため再び佃島に赴く。聞く耳を持たないサトルたちと、ついに戦闘になるジュン。危機に立たされたジュンの前に、和美が現れる!
第23話
ジュンは心の支えを失ったことで生きる気力をなくしていた。自衛隊は佃島に突入、ビースト因子保有者を殲滅しようとし、抗するサトルは収容施設を襲撃、ビーストを解放しようとしていた。やがてサトルは腹心のビーストたちと合体、魔王ゼノンと化す。和美の仲間を救おうとするジュン、ゼノンと人類の壮絶な戦いが始まる。
第24話
戦いから半年。全てを失ったジュンは、山村の老夫婦宅に身を寄せていた。忌まわしい記憶から逃れるように、幼い千夜子と遊ぶ平和な日々。だが、ビースト捜索をする米兵が惨殺された。自分自身の犯行を疑うジュンだったが、真犯人はビースト化した千夜子だった。その千夜子の言葉に、ジュンは宿敵の存在を思い起こす。
第25話
アスカとの決着をつける覚悟をしたジュンの前に、空中庭園が出現した。光の中から現れたアスカは裸身をさらけ出す。ジュンはアスカを憎みながらも、心は求めていた。体を合わせていってしまう2人。そしてジュンが歓喜に身を貫かれた瞬間、アスカは神そのものへと変貌を遂げる!
第26話
神の幻像は世界中に出現し、人々の顔は希望に満ちていた。しかしジュンは地獄の底に落とされ、ビーストたちの怨嗟の叫びの中にいた。だが、その中から懐かしい和美の声が響く。自分が愛していた存在を思い出したジュンはレディーへと復活。神と化したアスカに対し、最後の戦いを挑む。
山崎正義
H.Aの特務工作員の敏腕指揮官。軍人らしい非情さを持つ。ビースト殲滅には強い執念を燃やすが、行動の目的が謎に包まれている上官のアスカに対しては、反感を隠しきれない。(声:斉藤茂一)
坂沢史郎
フリーのルポライター。妻と一人娘をビーストに惨殺されたため、復讐の鬼となった。ジュンが妻子殺害の犯人だと疑い、執拗に身辺を嗅ぎ回る。(声:鈴木英一郎)
サトル
ジュンと敵対する少年。その正体は、冷酷で高い知性と統率力を持ちあわせたデビルマン。ビースト因子を保有する者たちを集め、人類と対決することを選ぶ。(声:小山茉美)
多香絵
ビースト因子のため巻角を持つ15歳の少女。地下をねぐらに暮らすアンダーグラウンドガールズのリーダー的存在。困難の中にあっても、決してあきらめない前向きさを持つ。(声:高野直子)
千佳
ビースト狩りの最中、和美を助けたアンダーグラウンドガールズのひとり。豹のような耳をもつビースト因子保有者。仲間を救うために、自らを犠牲にする。(声:小林愛)
真紀猛
ビースト狩りの混乱の中、多香絵たちを助けた少年。彼もまたデビルマンであり、正義感が強く、行動力に優れる。多香絵をやがて愛するようになる。(声:田中亮一)
【放送年】
平成10年10月10日〜平成11年5月8日
【原作】
永井豪
【監督】
平野俊貴
【シリーズ構成】
小中千昭
【キャラクターデザイン】
西岡忍
【メカニックデザイン】
石野聡
【モンスターデザイン協力】
丸山浩
【モンスターデザイン】
依田正彦
【脚本】
小中千昭、古怒田健志、村井さだゆき、長谷川圭一、赤星政尚
【絵コンテ】
平野俊貴、元永慶太郎、榎本明広、牧野滋人、大庭秀昭 ほか
【美術監督】
古賀徹
【撮影監督】
池上元秋
【音響監督】
小林克良
【企画協力】
団龍彦、徳原八州
【プロデューサー】
尾崎穏通、諸冨洋史、堀尾裕樹
【キャスト】
不動ジュン:岩男潤子
アスカ蘭:嶋村薫
滝浦和美:村井かずさ
湯浅辰也:内田直哉
前田清:山崎たくみ
ジェイソン・ベイツ:中尾隆聖
ほか
【音楽】
渡辺俊幸
【音楽プロデューサー】
藤井秀行
【主題歌】
OP「デビルマンレディーメインテーマ」(歌:東京混声合唱団)
ED(#1〜17、25、26)「REBIRTH 〜女神転生〜」(歌:田村ゆかり)
ED(#18〜24)「Lost Heart」(歌:ルゴルジェ)
(C)永井豪/ダイナミック企画・デビルマンレディー製作委員会
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