(左から) 関さん、野沢さん、中尾さん、小林さん、若本さん、大竹さん
豪華な声優陣も「巷説」の見所のひとつです。 又市役:中尾隆聖さん、おぎん役:小林沙苗さん 、長耳役:若本規夫さん、 山岡百介役:関俊彦さん 、 白庵/黒庵役:野沢雅子さん、蔦屋:大竹宏さんに 作品の見所などをうかがいました。
【質問】
1.演じているキャラクター、また作品の印象を教えてください。
2.見所を教えてください。


又市:中尾さん
1.最初にお話をいただいた時から又市をやりたいと思っていました。原作だと一つ一つが長いお話なんですが、それを完結にまとめたスタッフの方々が大変だったと思います。 楽しくアフレコをやらせていただいてきて、やっと慣れてきた感じがしてきたら、あと2話でお終いで…。(※インタビューは11話のアフレコ時に行なわれました)もう少しやらせてもらえたら、また違う又市の喋り方が出来たかなと思います。
2.「御行為奉」という大変難しい漢字で書いた決め台詞があるんですが、物語によって微妙に意味合いが違うんです。「成仏してくれよ…」「さあこれで!」っていう締めの意味あいもあるので、短い台詞ですが、いつも考えてしまいます。でも、この台詞が好きです。


おぎん:小林さん
1.オーディションの時に台詞を読ませていただいて、ぜひこの役がやりたいと思っていました。決まった時はとても嬉しかったんですが、他のキャストの方々のお名前を聞いてびっくりしてしまいました。毎回皆さんの演技を見ているだけで勉強になって、あっという間に時間が過ぎています。絵も素晴らしいんですが、私は台詞一言一言にすごくしびれています。又市や長耳達の台詞に、毎回ため息が出るほど格好良いなって思いながら、アフレコさせていただいています。
2.仕掛けをしている時はクールなおぎんが、百介と関わるようになって人に近寄りたいと思う部分を持つんですが、それとはうらはらに、自分達と百介は違うと一線をひいている葛藤もあって、そこを感じていただけると嬉しいです。


長耳:若本さん
1.おどろおどろしい画面に引きずられないように、長耳は軽いタッチで演じました。自分の中のイメージの長耳らしい台詞まわしを心がけました。
2.長耳は後ろの方から影のようにぬっと出てきて、ぼそっと言葉を言うんです。そこが長耳の特徴だと思いますね。


百介:関さん
1.最初にオーディションを受けたときに、なんて面白そうなお話なんだろうと思いました。おかげさまで百介役をやらせていただけることになって、大変嬉しく思っています。これを機に、京極夏彦さんの本を読むようになりまして、妖怪ものが改めて脚光をあびているんだなと思いました。現代に京極先生のような妖怪ものを書いている方がいて、その作品がアニメになる。そして、そこに関われることは大変嬉しいことです。素晴らしい作品に仕上がっていますので、とにかく色々な人に見て欲しいですね。
2.百介は狂言回し的な役割です。13話の中で、百介という頼りなかった若者が又市との関わり合いの中で、ひとつ人間的に成長する…。そのあたりがうまく出せればいいなと思います。


白庵黒庵:野沢さん
1.私は白庵/黒庵という妖怪のおばあさん役なんですが、顔はおどろおどろしいけれど、可愛いくて、愛すべきキャラクターです。美女に化けることもあるんですが、すぐおばあさんに戻ってしまうんですよ。見ていただいて、可愛いなって思っていただきたいです。視聴者の方に見ていてほっとしてもらえるといいですね。
「百物語」ということで百話あると最初思っていました。一年くらい続いて欲しい作品ですよ。タッチが水木先生に似ていると感じていたんですが、京極先生は水木先生をとても尊敬していらっしゃると伺って、なるほどなと思いました。
2.白庵/黒庵は双子なんです。双子といってもそれぞれの個性があるので、違った感じに演じています。声を聞いてこれは白庵、これは黒庵とわかってもらえると嬉しいですね。


蔦屋:大竹さん
1.版元の蔦屋という役をやらせてもらっています。おどろおどろしい話の中に蔦屋自身も妖怪みたいな感じがあって、 演じてて楽しい役だなと思います。出番がもっと多かったらよかったですね。
2.百介をコケにしたり、ひょいっとおだてて書かせるという版元の役なんですが、実はコケにしている部分より百介の才能をかっている部分の方が大きいのかなと思っています。その辺りを出すのが演技上、難しい所でした。


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