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制作インタビュー

「からくりの君」吉岡プロデューサー(以下、PD)インタビュー


編集部
「からくりの君」を「サンデー40周年」特別企画として選んだ理由は?

吉岡PD
原作本(=夜の歌)を読んだ時、凄く面白い作品だったので。
ちょうど、時代劇作品を創りたいという漠然とした意欲もあって。

編集部
時代劇作品、特に忍者物ということで意識した点はありますか?
過去の時代劇作品、忍者作品のビデオを見るとか?

吉岡PD
当時、「梟の城」とか上映していたので、もちろん見に行ったけど…。
昔見た「黒澤映画」とかも意識はしたけど、敢えて見直すことはなかったですね。

編集部
ズバリ、「からくりの君」の見所を教えて頂きたいのですが?

吉岡PD
「からくりの君」の見所は「飛び加当と蘭菊の人間ドラマ」ですね。
原作を読んだ時に感動したのも実はそこなんですよ。
術が凄すぎて誰からも雇われず、あきらめて下忍として働くしかない加当
自らの皮を利用した人形への復讐に縛られ、本当の自分の人生を生きられない蘭菊
この二人が「自己を開放する過程」をいかに映像化するかが最大のテーマでした。
もちろん、アクションシーンにも力を入れて制作しました。
死なずの忍の動きや、太郎丸の爆破シーンとか…。
アニメファンにも納得して頂ける映像に仕上がっているとは思います。

編集部
高谷監督を起用した理由は?

吉岡PD
以前、ルパン三世TVSP「燃えよ斬鉄剣」の制作を行った際、高谷氏が手掛けた「忍者シーン」の演出が非常に印象に残っていたので。

編集部
高谷監督は監督初挑戦なのですか?

吉岡PD
そうです。

編集部
音楽も素晴らしいですよね。

吉岡PD
音楽にはこだわりました。ズバリ黒澤映画の「七人の侍」をイメージしてます。
VICTOR佐々木さんとの打合せの際、イメージを伝えたところ「和田薫さんで行こう!」ということになって。映像と音が見事にマッチしていると思います。

編集部
制作スタッフに対するコメントは?特に、初APの横山さんについて一言。

吉岡PD
制作スタッフについては、本当に良くやって頂いたと思います。
横山については、「たいしたことないな!(笑い)」でも本当は、現場のコミュニケーション維持を含めて、良くやったと誉めてやりたいですね。

編集部
映像化に関して、藤田先生からの希望はありました?

吉岡PD
今回は「藤田先生」にもスーパーバイザー的に参加して頂きました。
キャスティングはもちろん、高谷監督も「絵作り」に悩んだ時には、藤田先生にアドバイスを求めていましたし。何かにつけ、ご相談させて頂きました。感謝しております。

編集部
完成映像に対する藤田先生のリアクションは?

吉岡PD
非常に喜んでいただきました。
この色紙を見てください。制作者冥利に尽きますね、本当に。

編集部
「からくりの君」というタイトルロゴが入るのを一番最後に持ってきた理由は?

吉岡PD
あくまでも、今回のお話は序章ということにして、続編に繋げるというか、本当のストーリーはこれから始まるんだ、という効果を狙って。

編集部
続編も計画しているんですか?

吉岡PD
いやー、シリーズ化したい作品ではありますね。

編集部
最後に、PDとしては、その後の二人はどうなっていると思います?

吉岡PD
うーん、旅を続けているとは思います。
本当の自分を見つけられない人々を救うために戦いながらね。

編集部
ありがとうございました。

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