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| (C)はるき悦巳/双葉社・東宝・キティ・TMS |  |
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今日も今日とてバクチの資金をおジイからちょろまかしているテツ。そんなテツを父親に持ちながら、家業のホルモン焼き屋を仕切っているのは小学生のチエだ。お母はんは、テツに愛想をつかして出て行ってしまっている。だけどホントは、テツに内緒で時々お母はんとチエは会っているのだった。
ある日、チエの授業参観にテツが現れ、授業をめちゃめちゃにしてしまう。迷惑かけまくりのテツに、とうとうキレたチエ。「家出する!」と、家を出ようとすると、戸口に白い花が一輪。お母はんからの合図だ!
母親と秘密のデートの帰り道、チエの足取りは重い。やっぱり親子三人で暮らしたいのだ。でも立ち直りが早いチエ、「あかん、明日考えよ。明日は明日の太陽がピッカピカやねん!」再び元気にゲタの音を響かせるのだった。
テツの留守に、バクチ屋の社長がテツの借金を取りに来た。その時、社長の猫、アントニオが店の奥に猫の気配を察して騒ぎ出す。彼は土佐犬を倒すほどのすごいヤツ。そいつを社長が奥の部屋へ入れてしまったから大変! すさまじい戦いの声が響き、やがて出てきたアントニオは、なんとキン○○を片方取られてヨレヨレだ……。アントニオをやっつけた猫は、いつかチエがホルモン焼きをやった三日月ハゲのノラ猫だった。チエは猫に小鉄と名をつけて用心棒にしてやる。
チエは、テツを就職させてお母はんに帰って来てもらおうと計画していた。そんな時、ばったりバクチ屋の社長と会う。例のケンカ以来すっかり弱くなったアントニオが犬に殺されたショックで、社長は極道から足を洗ってお好み焼き屋になっていた。ところが相変わらず極道が店に出入りし、客が寄りつかないと悩んでいた。「用心棒でもいてへんかな」とつぶやく社長の声に狂喜するチエ。そう、テツを用心棒として就職させようというのだ。ケンカ好きのテツにとっても、これはオイシイ話。さあ、テツも真人間(?)になったことだし、これでまた親子三人いっしょに暮らせる! とチエの表情は明るかったが……。
親子三人、仲良く暮らすことができるのか? さらに、小鉄の前に姿を現したアントニオそっくりの猫の正体は!? 通天閣が見下ろす路地裏で、人情味あふれる人々を巻き込みながら“日本一異常な家族”の迷走はまだまだ続く!
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