今月は、美内すずえ原作をアニメ化したOVA『ガラスの仮面』を特集!
きらびやかで華やかな画面づくりで、原作から新たな魅力を引き出すことに成功した本作品を徹底検証!

美内すずえの代表作『ガラスの仮面』が原作。1976年1月に白泉社「花とゆめ」で連載がスタートして以来、現在も続いているロングセラー作品。1995年には、日本漫画協会賞優秀賞を受賞した。1984年TVアニメ、1988年TVドラマ、1997年舞台と様々な形で表現された作品である。

『ガラスの仮面』は、平凡な少女・北島マヤが舞台女優として成長していくプロセスを描いたストーリー。懸命でけなげな主人公に容赦なく襲いかかる様々な不幸、周囲からのイジメ。けれどその合間に、不意に訪れる幸福があり…。起伏に富んだ展開に引きこまれていったファンは多い。
また、役者達が演技を競い合う舞台シーンの、華やかでかつ迫力ある描写もみどころの一つである。

大勢の熱心なファンを抱えた『ガラスの仮面』のアニメ化にあたり、監督・演出の小林常夫は、40巻もの原作本を読破して臨んだ。総作画監督は、「キャッツ・アイ」やルパン三世「ヘミングウェイ・ペーパーの謎」「炎の記憶」「愛のダ・カーポ」など、多くのを手掛けた平山智が務めた。
このベテランスタッフによる制作は原作ファンの期待に見事に応えることとなった。原作の持ち味は、映像の中に存分に生かされることになったのである。メリハリのあるストーリー展開は、登場人物の心の揺れを反映する微妙な表情の変化に裏付けられ、よりドラマチックとなった。舞台シーンの迫力は、臨場感を以って表された。

声の出演では、主役の北島マヤはインパクトのある緒方恵美、ライバル役の姫川亜弓はしっとりとした雰囲気で松井菜桜子が、そして月影千草は貫禄十分に戸田恵子が演じた。

「ガラスの仮面〜千の仮面を持つ少女〜」ビデオ発売中
発売元:ガラスの仮面の製作委員会
販売元:ポリグラム株式会社
第1部「女優への旅立ち」 ¥9,800(税抜)/POVV3241
第2部「炎の階段」 ¥9,800(税抜)/POVV3242
第3部「嵐の中を行く」 ¥9,800(税抜)/POVV3243

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