第14話・燃えろ!木枯らしの特訓
 関東大会に向け、ひろみとダブルスを組まされた麗華は、不満を隠そうともしない。しかしそれ以上に、ひろみの動揺は激しかった。自分のせいでお蝶夫人の連勝記録がストップすることなど、耐え難いことだ。そんなひろみに、蘭子は「同情する気になれない」といい放つ。蘭子は“テニスができる幸せ"をひろみに説くのだった。そんな折り、ひろみは藤堂と尾崎の会話から、宗形と蘭子が異母兄妹だったことを知る……。

第15話・ダブルスコンビ誕生の秘密
 気持ちを入れかえたひろみだったが、相変わらず練習では麗華の足をひっぱるばかり。周囲の風当たりも一段と強くなる。そんなひろみをはげます京子。ひろみを応援しているのは京子ばかりではなかった。部活の帰り道、公園で座っているひろみのそばに、藤堂と尾崎が来て会話を始める。コンビを組んだ当初の思い出話に花を咲かせる二人。互いの敵意、足の引っ張り合いの末、いかに二人が真のパートナーとなったかという話を聞いて、ひろみは勇気を奮い立たせる。

第16話・恐怖の竜巻サーブ!
 関東大会の対戦校が発表された。マキは心配のあまり、相手校である昭和高校に偵察に出かける。そこでひろみに対する集中攻撃の特訓を目撃、さらに“竜巻サーブ”という必殺技があると知り、ショックを受ける。試合前夜、麗華は最後まで心を開かなかったが、ひろみは自分のテニスをするしかないと心に誓う。
 そして試合開始。案の定、集中攻撃を受けて右に左に走り回され、相手校に点を与えてしまうひろみ。なす術もない麗華は宗形に試合の棄権を訴えるが……。

第17話・うなる! 魔のツイストサーブ
 ひろみのファイトを見、「岡は一人でも勝つ気だ」と宗形に言われ、麗華は二人で戦い抜く決心をした。第2セット、相手はひろみがレシーバーのこの機に、竜巻サーブを繰り出す! 手も足も出ないひろみ。しかしサーブ権が移ると、麗華が必死でひろみをカバーし、第2セットを辛勝する。心が通い合ってきた麗華とひろみに対し、昭和校が動揺してミスが目立つようになる。第3セット、集中攻撃で倒れたひろみに、麗華は涙で訴える。「岡さんが立ってくれなきゃ、私はどうなるの!?」そしてひろみは立ち上がった―――!

第18話・黒いスパイを叩け
 決勝戦を控え、「足の速さだけではテニスはできない」と宗形と蘭子に指摘されるひろみ。マキは新たな課題を抱えたひろみに協力しようとするが、マキの実力では練習相手にならず、泣き出してしまう。そこへ謎の人物が練習相手を申し出る。素性も分からない相手に練習試合を願い出たひろみ。心配したマキは、蘭子と京子を連れて行く。そこで京子とダブルスを組んだひろみは、京子から試合の展開を読み、無駄に動かない術を学ぶのだった。

第19話・血ぞめの大逆転
 関東大会準決勝の朝、ひろみは対戦相手の川村から「一年前のことを忘れない」という麗華に向けた伝言を預かる。試合に臨んだ麗華の動きは切れを欠き、球を相手の正面に打ち返すばかりだった。ひろみにもライン際やコーナーは狙うな、と言う麗華。西高は第1セットでストレート負けを喫する。何かある―――問い正すひろみに、麗華は試合での川村とのエピソードを話す。川村の恨みを買ったことで迷いのある麗華に対し、ひろみは麗華を信じると言い切るのだった……。

第20話・朝やけラリー
 ひろみは決勝に向け、早朝ランニングを始めた。鉄橋の上、朝日の逆光の中で、毎朝すれ違う黄色いマフラーのランニング青年。声をかけると、青年はひろみに手を振るのだった。その足で向かったコートで、ひろみはサービス練習に励む藤堂を見かける。藤堂から練習相手を申し込まれるひろみ。しかし打ち合いながら、自分の力が藤堂に遠く及ばないことに気づく。もっと力をつけて藤堂と打ち合いたい! 次の日からひろみは、早朝練習のかわりに深夜の特訓を開始する。

第21話・あやうし! ダブルス決戦
 関東大会決勝戦の朝、麗華は事故に合い、右腕を負傷する。ケガを押して出場すると言う麗華。ひろみは力の限りカバーすることを心に誓う。麗華をかばってコートを走り回るひろみ。麗華も痛みこらえ必死だ。第1セットを9−7という長丁場で勝ったものの、第2セットは大差で負ける。お互いをかばい合い、死力を尽くして戦う麗華とひろみ。そんな二人を見て、宗形は「よくぞ、ここまで…」と満足げにつぶやくが、ついに倒れたひろみが、起き上がれない―――!?

第22話・卒業試合に涙は無用
 京子は宗形に、3年生の歓送会を兼ねた試合でひろみとペアを組ませてくれるよう直訴する。京子の腕はまもなくラケットを握れなくなるのだ。藤堂らは、過去にひろみいじめの先頭に立っていた京子とひろみのペアに不安を抱く。ひろみは京子に一冊のノートを渡されるが、そこにはひろみのプレーの弱点が詳細に書き込まれていた。マキを相手に一つ一つ弱点をチェックいくひろみ。そして試合が開始され、ひろみは京子がこの試合に何かをかけていることに気づく……。

第23話・打ち込め! この一球を
 全国ジュニア選抜チームの合宿が始まった。宗形が強引に補欠で入れたひろみに、他のコーチらの目が光る。湖畔の合宿地に麗華、藤堂、尾崎、蘭子ら強豪が続々と集まってきた。素質も実力も超一流の参加者の中で、不安に襲われるひろみ。「私のテニスを教えてください!」と訴えるひろみに対し、宗形はその言葉を1年間待っていたと告げた。宗形は、ひろみの素質に男子に負けないパワーテニスの可能性を見ていたのだ。宗形との特訓に疲れ果て、夜の湖畔に出たひろみは、そこで藤堂に合い、思いを打ち明け合うが……。

第24話・コートに舞うラブレター
 選抜資料となる練習試合が行われ、ひろみは第一試合に出場する。藤堂の応援に絶好調のひろみ。輝いているひろみを見て、蘭子も宗形も、それが藤堂との恋ゆえであることを見抜いていた。コートに恋を持ち込むには早すぎる、とひろみに告げる宗形。ひろみにすべての情熱を注ぎ込もうとする宗形の気持ちに、ひろみは応えるのだった。宗形は藤堂にも頭を下げる「お前たちの恋、俺に預けてくれ」と……。

第25話・男子テニスに負けるな!
 麗華と蘭子の練習試合は白熱、惜しみない拍手が二人に送られる。続いてはひろみと男子選手の試合だ。圧倒的パワーで繰り出される球に食らいつくひろみ。そこには、パワーだけでなくあらゆるストロークが改善された、見違えるようなひろみがいた。自分の行く手をはばむ者があるとすれば、それはひろみだと麗華は確信する。一方、ひろみは男子を相手に、もっと鍛える必要性を痛烈に感じる。そんなひろみに、宗形は“いつかは勝てる”という可能性を見い出していた。

第26話・ひろみ対お蝶、最後の戦い
 合宿所では、最終メンバーの選考が始まっていた。女子は5名の定員に対し、麗華、蘭子、飯田、川村以外はみな力が劣る、と言う他のコーチに対し、宗形は残る1名に強くひろみを推挙する。しかし納得が得られず、ついに麗華と試合をして勝てばメンバー入り、ということになる。呆然とするひろみ。しかし、前へ進むためには、他に道はなかった。ついにひろみ対麗華の宿命の戦いが開始される。ひろみにとっては最初に憧れ、最初に立ち塞がる巨大な壁に対する、すべてをかけた挑戦だった。そしてひろみは、次第に麗華を追い詰めていく!


Copyright (C) 2001 TMS ENTERTAINMENT,LTD. All Rights Reserved.